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家具職人のこだわり
握り棒
うんていの心臓部ともいえる握り棒
堅木のヨーロピアンビーチを旋盤で1本1本削って作ります。ほぞ穴に対して固過ぎず、緩すぎず、0.1㎜の精度が必要です。
墨付け
ほぞ加工の位置、ボルトの穴位置、オニメナットを埋める位置を盛り付け棒で正確に記します。
直角定規を使って線を引きます。
組立て
ちょうどいい固さの握り棒を接着剤を入れて叩き込むので、握り棒が緩んだり回転したりしません。ねじれがないように直角も確認しています。
筋交い
筋交いのボルト穴周りには堅木のビーチを埋めて強度を出しています。力がかかるところなので、穴が広がらないように一手間かけています。
節埋め
見た目と手触りを良くする為に、ヒノキの丸棒で節を埋めています。穴を彫り、ちょうどいい固さの丸棒を叩き込み、手ノコで切って平らにします。
面取り、磨き
全ての部材に仕上げカンナをかけて、表面の傷や機械の痕を取ります。角を丸く面取りしたら、電動工具とサンドペーパーでツルツルになるまで手で磨きます。
ほぞ組み
力のかかるステップはガッチリほぞ組み(木組み)しています。これで丈夫な柱が完成します。
分解・組立
何度でも分解、組立ができるように設計しています。お引越しや模様替えの際に便利です。
ボルトの受けには金属のオニメナットを埋めているので、穴が広がることもありません。
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